カテゴリ:ナポレオン帝政スタイル( 3 )

ナポレオン3世スタイル

冬の間の第一日曜日 美術館への入場が無料になります

Gratos (グラトス)=無料・・・の大好きなフランス人達
ルーヴル美術館の入口にも 長い列が出来てました
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列の先頭が見えない程・・・ 
これだけの列が出来ていても 進み方は速い
何しろ入場自由な事と ルーヴルが巨大だという事かしら・・・

上から見ると アリの様にピラミッドへ吸い込まれていく人達
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ルーヴル美術館の見学には まず3~4日かかるでしょう
半日くらいでは 迷子になって出て来るだけで精一杯・・・という事にも
それでもエスカレーターやエレベーターが完備しているので 楽な方です

何を見るかを 決めて行かれる事をお勧めします
今日の私達は ナポレオン3世のアパルトマンを見ることに

うわ~ 驚き・・・
豪華!!
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ピアノの足に竪琴 ナポレオン1世からのスタイル
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あっ 思い出しました
あのオペラ座ガルニエを造らせたのが ナポレオン3世
オペラ座のサロンの豪華さにも 驚いたものです
生まれながらのプリンス(オランダ王の3男で ナポレオン1世の甥)
ゴージャスが好きだったのですね

といっても ナポレオン1世がワーテルローの戦いに敗れると
その後の彼の人生は なかなか大変だったようです
投獄され 脱獄したことも・・・

それでも彼は 最初のフランス共和国大統領になることに成功しました
プリンス・プレジダンの誕生です
この辺の強運は 
祖母ジョゼフィーヌ(ナポレオン1世の王妃)の血を継いでいるからでしょうか 
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このソファーって なかなか良いですね
3人でおしゃべりするのに それぞれの向きがとってもエレガントに
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このソファーは4人がけ  ・・・でも皆が背中向け合うタイプ
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ナポレオン1世の邸宅であったマルメゾンは ちょっと地味でした
それにが好きというだけで あまり趣味が良いとは思えませんでした

ナポレオン3世は 洗練されたインテリア装飾が好きだった様です
この装飾スタイルは 現在もブルジョワ邸宅に引き継がれています
オスマン男爵へ命じて行なったパリの大改造も 彼の功績です



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by happiness-girl | 2010-03-10 05:40 | ナポレオン帝政スタイル
仕事が忙しくて ブログを更新するのが難しくなっていますが
これから年末へかけ ますます美しくエレガントになるパリ
撮らなければと思い 頑張ってみます

今月から オペラ座のスペクタクルが始まります
オペラ座というと オペラ・ガルニエオペラ・バスチーユがありますが

こちらPALAIS GARNIERオペラ・ガルニエ
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近すぎて 緑の丸い屋根が撮れませんでした

パレ・ガルニエは ナポレオン3世がオスマン男爵に命じて行なった
パリ大改造計画の一環として 建築されました

1669年にルイ14世によって創立されたオペラ座から始まり
13番目に当たる劇場です
コンクールによって選ばれた 若干35歳 
無名の建築家 シャルル・ガルニエによる設計
オペラ・ガルニエは 15年後の1875年に完成を迎えますが
様々な箇所に ナポレオン・スタイルが見られます
まあるい窓には 金の竪琴が組み込まれていたり
大ロビーには 厚みのある金の彫刻が沢山
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今秋最初のプログラムは まずグラン・クラシック
ロマンチック・バレエ ジゼルGISELLE
9月24日から10月12日まで公演されます
ジゼルは 1841年に創作されたそうです

スペクタクルの為ではなくても オペラ座の中を見学することが出来ます
今日は ジゼルのリハーサルをしているので
劇場の内部は観れないという事でしたが 入場しました
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これが正面中央の大階段
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階段の両脇には 灯りのブーケを持ったミューズのブロンズ像
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二階のバルコン
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大階段を上がると 劇場への入り口があるロビー
あっ ドアがひとつ開いています ちょっと覗いてみます
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えっ ラッキー! 劇場内部が観られます
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これがあの有名なマーク・シャガールの天井画
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このクリスタルのシャンデリアの重さは 8トン
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ウワッ!  幕が上がり始めた・・・?
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きっと昼食の間だけ 劇場を見せてくれていたのでしょう
また「ジゼル」のリハーサルが始まるようです
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これはパレ・ガルニエのテッペンの 丸い天井の裏 高さ73.60m
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アントラクト(幕間)タイムの為のロビー前 
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時間を見る為に 時計の付いた巨大な暖炉
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豪華さに驚き・・・  グラン・ホワイエ(大ロビー)
ヴェルサイユの鏡の回廊顔負け
やはり正装でないと 似合いませんね
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ロビーの外に出ると オペラ広場正面のバルコン
先ほどは 男性ダンサーがここでアラベスクの練習してました
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オペラ通り 突き当たりに見えるのはルーヴル
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下を見ると・・・(私くらいでしょうね・・・)
コンテナで 大量のひまわりが運び込まれています
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3世紀にわたるオペラ劇場の歴史を保管した 美術・図書館もあります
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ロメオとジュリエットのヴェローヌ広場の舞台装置 1867年
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オテロの舞台装置のミニチュア模型   ミラノ  1887年 
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マドモワゼル  サンドリーニ・ロイック  1847~1913年
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見学を終えて外に出ると
さっき運んできたひまわりが 入り口に並べられていました
ジゼルの舞台に使うのでしょう
勘ですが・・・ これらのひまわり 
マリー・アントワネットの領地にあったものではないかしら・・・
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一方 ヴェルサイユ宮殿では
今晩 オペラ劇場の改築オープン記念祝いをしているようです
マリー・アントワネットに捧げる催し とことですが
あの鏡の回廊で(多分夕陽を眺めた後に)正装での晩餐があるらしく 招待者400人

席料は ひとり1000ユーロ(14万円程)
ネットでも申し込めたようですが・・・
羨ましい・・・
このヴェルサイユのオペラ劇場については また後で


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by happiness-girl | 2009-09-22 04:55 | ナポレオン帝政スタイル
パリから電車で10分程の西郊外
Chateau de Malmaison シャトー・ドュ・マルメゾン
ナポレオン・ボナパルトの最初の夫人 ジョゼフィーヌの 
狂気の出費」のひとつ
ナポレオンがエジプト遠征に行っている時 ひとりで決めて買ったらしい

当時 既婚女性がひとりで家を買う事は 考えられませんでした
エジプト遠征から帰ったナポレオンは 購入は認めたもの
建築家Percierと Fontaineに出来るだけお金を賭けない改築を 依頼します

狭く細長い部屋が9室だけ
メゾン・ドュ・カンパーニュ=田舎家に過ぎない・・・とのこと
でもジョゼフィーヌは この邸宅で
「empire アンピール=帝政」という 洗練されたスタイルを創りあげたようです

正面
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庭側  季節がらか 見るものはあまりありませんでした
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興味深いのは ジョゼフィーヌの強運です

彼女はマルチニックの貴族家生まれ ボアネ子爵との結婚によりパリに来ました
二人の間に 子供二人をもうけます(息子ウージェーヌ 娘オルタンス)
ところが革命が起こり 夫は投獄され ギロチン送り

恐怖政治は終わりを告げたましたが 
子供二人を連れた未亡人の彼女は どん底でした
・・・にも関わらず ナポレオン・ボナパルトに見初められ 結婚
フランス国の皇后にまでなるという 稀な運命をたどります

しかし性病を患っていて 不妊だった彼女は 
13年後に離婚され ひとりマルメゾンの家に引き篭もります

ジョゼフィーヌの肖像(当時32歳)
ナポレオンよりも6歳年上で 不妊 
歯はみんな抜けていて 義母から「ばあさん」と呼ばれていたジョゼフィーヌ
離婚されることを 恐れていました(と言うよりも覚悟していたようです)
でも どうにかしてボナパルト家に残りたかった彼女
娘オルタンスを ナポレオンの弟ルイ(オランダ王)と結婚させる事に成功
ルイとオルタンスの子供ルイ・ナポレオン 後にナポレオン3世となります
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この美術館を訪れたのは 帝政スタイルのローブに興味が有ったから
Robe d'empire (ローブ・ダンピール) と呼ばれ
現在も ひとつの代表的スタイルとなっています
このハイ・ウエストで切り替えられ 真直ぐ落とされたシルウェットや
華奢な肩幅に 可愛く膨らんだ袖など
小柄な日本人に 良く似合うスタイルではないかと思うのですが・・・
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ナポレオンスタイルの家具も ここで見るとなかなか良いものが有るようです
明るく艶のある茶色の木と の組み合わせ 
すっきりと洗練された 男性的デザイン
でもホントに金が大好きな様ですね 部屋の名前も「金のサロン
そしてエジプトの影響が強い・・・(遠征に行ってます)
エジプトの部屋を作ります
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ナポレオン3世が造らせた オペラ座のサロンでも見たスタイル
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スベスベした漆黒(又は濃緑)と 金の組み合わせも特徴
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テーブルの足に 動物の足や金のスフィンクスを組ませたものもいくつも・・・
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音楽室  中央の竪琴のモチーフ 
     テーブルの足部分など 各所に使われています
     これもオペラ座の窓の装飾に使われてます
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ビリヤード室  マリー・アントワネットも好きでしたが 
       当時ビリヤードは 女性の遊戯だったという事です
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会議室 ここで軍事会議をしていました   
この天井 変わっている 
舟形製 
これは遠征先でのテントを模しているそうです
遠征から帰って 家にいる時まで テント暮らしがしたいのかしら・・・
きっと会議をするのに この方が雰囲気出るのかも
上方に金のエーグル=鷹
ルイ王政時代のシンボルはライオンでしたが 帝政時代はエーグルです

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かなり立派な図書室 天井もロマンチィック
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ナポレオンの寝室  彼は金色黄色が好きだったようです
そういえば ヴェルサイユ宮殿のグラン・トリアノンにも 黄色づくしの部屋がありました
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遠征が多かったナポレオン
その為なのか・・・マニヤックだったのか・・・
こうした完璧な理容道具セットが いくつもありました
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これはジョゼフィーヌのもの
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この姿見の形 面白い
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見た目を気にする人だったのかな? ナポレオン
この肖像画も かなり想像で描かれたものだったようです
彼が馬と同じくらい大きく描かれていますし・・・
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コルシカ生まれで 自分は王ではなく軍人と言っていたナポレオン
でも しっかり「王の神聖な衣裳」と同じ装いしてますよね
冠だけはローリエ
軍人上がりと思っていましたが 貴族出身ということ
彼の6人の兄弟はスペイン王・オランダ王だったり
トスカーナ公やナポリ王に嫁いだりしています
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庭で見つけた 変わった八重咲きのコスモス
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by happiness-girl | 2009-08-02 22:53 | ナポレオン帝政スタイル

パリの自然とエレガンスを紹介


by happiness-girl