<   2009年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

昨日 ヴェルサイユ宮殿で催されている衣裳展に行きました

[ FASTES DE COUR ] ー宮廷の豪奢ー
1650~1800年のヨーロッパの宮廷衣裳
最近 こういった本物の衣裳に興味があります

家からヴェルサイユまでは 各駅停車で15分
時々 宮殿の庭や奥の森まで散歩に行くことはあるのですが(無料なので)
宮殿の中にはここ15年以来入っていませんでした

鏡の間の化粧直しも終わった様 ついでに見てこよう
朝一番で行ったのにも関わらず 入り口ではもう観光客の列
ヨーロッパ中の修学旅行の子供達で 押し合いへし合い

b0181081_5263030.jpg

特別展は撮影不可 仕方が無いので細かいテクニックはデッサンしたりして・・・
布地は日光や蛍光灯にも弱い為か 会場内は薄暗く
細部を見るのに目が疲れます

メインで展示されている最も豪奢な衣裳は
後のスウェーデン王 ギュスターヴ3世の婚礼衣裳でした
フランス風の男性衣裳マントウ(長めの上着)とジレのアンサンブル
銀箔生地に上に ブルー箔と金箔・金糸刺繍が前面殆どに施されていますが
この刺繍は パリで細工されたそうです

あの時代も やっぱりパリがモードの最先端だったらしい

ポーランド王のスリーピースの前身頃前面には ビッシリ金糸刺繍
ルイ14世の衣裳から インスパイアされたもの
ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれ
それほど堅苦しくないセレモニーに着用したらしく
現代の男性用三つ揃えのスーツにつながります

女性の婚礼衣裳として ギュスターヴュ3世の義妹のローブがありました
通常 王や王子は婚礼において金色の衣裳を着ます

そして花嫁の方は 銀色の「大きな衣裳(宮廷衣裳)」をまとうそうです
本当に大きいのだ
の位置で左右に張り出したスカート部分は 土台としてのパニエに支えられ
左右にそれぞれ1メートル以上広がっています
正直言って 私にはカーテンに見えますが・・・

後ろに長ーく引いたトレーンは 尾とも呼ぶそうですが
腰に銀のホックで留めてあります
こんなに重そうなものを引きずっては 真直ぐ歩くのも大変そう
全て渋い銀色
銀箔生地の上に 前面に施された銀糸刺繍
周りにスカラップに付けられた幅広で繊細な銀色レースは もちろん手織りに違いない

変なことを思い出しました「月の砂漠」の歌
「金の鞍には王子様~ 銀の鞍にはお姫様~」 
やはり 王と王妃は金・銀なのですね・・・

特別な儀式用など 王様の衣裳にはいろいろなスタイルがあるのに
王妃にはこの型しかないみたい
生地と装飾によってのみ その儀式の格が見分けられる事になるようです

王妃はこの宮廷衣裳を 宮廷のとりまき達の中でもお気に入りの婦人に貸したそう
王妃の宮廷衣裳を着ていることは 皆に一目置かれる事になります
ある公爵夫人の残した手記によると
「この大きな衣裳を身に付けて歩けることは芸術よ 
 前を行く婦人の尾っぽを踏みつけない為には 一歩も足を上げてはダメ
 滑らせるのよ・・・」

少しがっかりしたのは 
殆どの衣裳が スウェーデン・ロシア・イギリスなど外国から貸し出された物なのです
フランスは革命で消失させてしまったらしく
完全な宮廷衣裳は残っていないとの事
ヴェルサイユ宮殿という素晴らしいロケーションを持ちながらも
衣裳展をする為には 「ヨーロッパ展」とする必要がある訳です
(後でフランス人に聞いてみると フランス王は自分の衣裳を近親者に与えたようです)

絵画をみると その時代のモードの中心がフランスであったことが解ります
宮殿の壁にある王族達の肖像画の中に 同じタイプの衣裳がありました
ルイ15世の正妻の肖像画
このマダムの足元にいるワンちゃんは 当時流行したパピヨン犬
b0181081_5282815.jpg

このロイヤルブルーのヴェロア地に
フランス王室の紋章である百合を金糸で刺繍したものは
神聖な儀式に着る正装
衣裳展にあったルイ15世の絵では ブーツまでこの柄でした
マリー・アントワネットが この柄の生地のローブを作らせて肖像画を描かせ
母親であるオーストリアのマリア・テレサに送ろうと打診したところ
あちらでは「奢っていて品がない」と不評だったので やめたらしい
b0181081_5305410.jpg

他にマリー・アントワネットと子供達の肖像画
の衣裳が新鮮です

マリー・アントワネットの肖像画の多くは無くなって あまり残っていないそうです
私が知っているのは この絵と プチトリアノンにある肖像画と家族一緒の絵
それからカルナヴァレ美術館にある 牢獄での肖像画
b0181081_5314848.jpg





人気ブログランキングへ
クリックお願いします。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-31 04:47 | ヴェルサイユ
france 3
- LE MIEUX C'EST D'EN PARLER 話してみると良いよ -
Marcel Rufo マルセル・リュフォー Pédopsychiatre 児童精神科医

ゲスト ・・・ クレマンス 19歳 女性

クレマンスと彼女の兄弟にとって 両親の離婚は辛いものでした
その後母親は再婚し 義父パスカルが同居するようになったのは
彼女が8歳の時
彼女は兄達同様 初めから彼をはねつけました

青春期を 喧嘩ばかりしてしまう義父を避けて過ごします
家庭の雰囲気は悪化する一方 
母親は なぜ彼女が優しい義父を嫌うのか理解出来ません

クレマンスは 実父に対しても反抗します
14年前の両親の離婚以来 実父にはあまり会っていませんし
連絡もあまり無い事を 不満に思っています

マルセル  「さて そんなに嫌われるなんて 義父にはどんな欠点があるの?」
クレマンス  「うーん・・・例えば 食事は みんな一緒にテーブルについて食べるとか・・・」

ここで マルセルの対応が面白い(さすが 児童精神科医のことだけあります)
大袈裟に驚いて・・・
マルセル  「へぇー それはひどい! 何てひどいんだ!」
さらに 隣の女性司会者に同意を求めて
マルセル  「聞いたかい? テーブルでみんな一緒に食事しろだって! 
       なんてひどい話の始まりなんだ・・・」

会場からはクスクス笑い・・・ 冗談であることは 皆解っています
マルセル  「それから?」
クレマンス  「部屋を出たら 電気消せとかー・・・」

マルセル また大げさな呆れ顔で
マルセル  「うわー それもひどい そんなひどい事考えられない
       前衛エコロジストだ!」
       お母さん 弁護しないで下さい
       彼は 突然耐え難い事を要求したんだ・・・」

新しい義父が現れ 自分の思うように家庭の規則を作ろうとする
青春期まっただ中の長男は 反抗し家を出ます

幼くて対立する理由もないクレマンスと思いますが 長男にならったのでしょう
こういう場合 兄弟は必ず長男に忠誠するという

厄介なのは実父の存在が薄く思い出はわずかで それも良い思い出だけという事
実父は存在するのに 通常生活すれば気が付く筈の欠点を知る術もない
子供は 良い思い出だけを繰り返し思い出すしかありません

その実父の良い思い出に対して 義父がどうやって立ち向かえというのか・・・
再構成家族がうまくいく為には 実父は出来るだけ子供達と接するべきなのです

クレマンスの父親からは もう半年も連絡がありません
母親はそれを非難しますが
マルセル 「僕は いつもそこにいない方の親を擁護するんだけど
      多分彼は「あなたが彼を見捨てた」と感じているのではないですか?」

母親   「ええ・・・そうでしょう でも子供と離婚した訳じゃあ無いでしょう?」

マルセル 「うーん そういうこともあります
      男性によっては 結婚して その相手との間に出来た子供を
      離婚と共に遠ざけてしまうことが・・・
      自分は見捨てられたという思い そして挫折感
      特に 現在別な家庭を持っている場合
      新しい家庭を作る事に 頑張っていると 
      以前の失敗・挫折を 思い出したくない気持ちがあります」

現在クレマンスの実父は 再婚によって別に3人の子供がいます
その半分血縁の兄弟達は クレマンスを好いているとの事
クレマンスもそれを悪く思っていません
マルセル 「大人のレベルで解決するよりも 
      お互いの子供達の付き合いのお蔭で
      関係がうまくいくようになる可能性のほうが高かったりします」
     
     「離婚したり再婚したりは大人たちがしたことで
      子供達は何も選んでいません
      大人の都合による家族変遷の度に 
      精神的に落ち込んだり 立ち直ったりの経験を繰り返してはいけません」

マルセルの助言
     ー 子供が 居ない方の親をかばう事を受け入れる
     ー 離婚した相手を 過去の事にして一掃してはいけません
       良くない父親でも その彼(彼女)と結婚し子供をもうけ
       その事を否定したなら 子供は
       「では 私はいったい何?」・・・と
       自分の存在の意味を見失う事になります
     ー うまくやろうと思うあまり 愛情の押し売りをしないように気をつける
     ー 青春期の子供は しばしば
      「あなたは父親(母親)じゃない!」などといって
       立場を利用した言動をしがちな事を念頭に置く



人気ブログランキングへ
クリックお願いします


クレマチス いろいろな色や形があります
b0181081_4172616.jpg

[PR]
by happiness-girl | 2009-05-30 06:23 | 子供の心・親の心
続けて マルセルの番組 

最近増えている 子連れでの再婚家庭の話題
18歳以下の子供の15%が 再婚家庭の中で大きくなるとのこと・・・興味深い
再婚により それぞれの家族がひとつになり再構成される

一例をあげると フランス大統領ニコラ・サルコジィ一家
現在のカーラ夫人とは 三度目の結婚
先妻のセシリアとは 自分の最初の結婚での男の子2人と
セシリアの連れ子の女の子2人
さらに二人の間に 男の子1人が生まれ 
トータル5人の子持ちでした
それでもエリゼ宮は広すぎますが・・・

セシリアとの離婚後 子供は男の子3人になる訳ですが 
カーラとの再婚で 彼女の連れ子(男の子1人)が加わり
現在 4人の子持ち
あらっ? みんな男の子だわっ!

でも 上の男の子達は成人して結婚してますし 
セシリアとの子供は 彼女が引き取っているので
今は新妻カーラと その連れ子との3人暮らし

先に フランス事情を説明しますと 
離婚後の親権は 両親共にあります 
でも引き取る方の親が 優先的
もう一方の親は 2週毎の週末や 
夏休みの半分とかを 子供を引き取って過ごせます
好むと好まざるとに関わらず 
二人の親の家を行き来しなければならない子供は 珍しくありません
親達が それぞれ別なパートナーと再婚すると
子供達は 義理父(義理母)と共に 
新しい兄弟達と ひとつの家族を再構成していかなければならず
その複雑な人間関係には 問題も起こりやすく 
心理的困難が伴います
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
france 3
LE MIEUX C'EST D'EN PARLER 話してみると 良いよ ー
Marcel Rufo マルセル・ルフォー (Pédopsychiatre 児童精神科医)

再婚により パートナーの子供の義親になった時 
思ってもいなかった困難に 直面します
実両親の離婚による心理的ショックから まだ立ち直れていない子供達が
新しい人間関係に打ち解け 家族になっていくのには 時間がかかります
・ パートナーの子供達を育てるにあたり 躾や教育に干渉してもよいか?
・ 子供から「あなたは本当の母(父)じゃない!」と言い放たれたとき 
  どう対処すべきか?
・ それぞれの子供達を 兄弟として同じように育てるべきか?
・ ハーモニーをもって家族を構成するには 全力で相手を愛し尽くすべきか
  それとも 少し距離を置いた方が良いか?

ゲスト・・・・・シルヴィ(44歳)子供4人+クリストフ(42歳)子供4人
シルヴィは クリストフの子供3人と 自分の末娘1人を育てています
彼女の悩みは
・自分が毎日クリストフの子供の育児・教育 全てしているにも関わらず
 彼らの大事な書類上に 彼女の名前が何処にも無い事
 やらなければいけない義務は有っても 権利が無い事

フランスでは 学校での重要な書類や入院等の承諾書に 
両親のサインが欠かせません
緊急の場合など 手続きを簡素化するためにも
ある程度の親権が必要と 申請しましたが 
実母に拒まれました
現在 裁判所へ法の改正を求める申請をしています
彼女は言う
「将来 義子供達が 私の事を彼らの心の中にどう位置づけてくれるかは 彼らが決める事よ
 例えば 彼らが自分の子供達に 私の事を何て呼ばせるかとか 干渉しないわ」

シルヴィの末娘は 義父とうまくいっていません
母親が再婚したのは 彼女が7~8歳の頃
新しい父親を紹介された時は 奇妙な思いがしました
家の中では緊張・対立があり 年上の兄弟達は早くに家を出ています
マルセル  「最初から(義父を)嫌いだったの?」
娘     「ううん 最初はうまくいってた」
マルセル  「どういう風に うまくいってたの?」
娘     「うーん 全然覚えていない・・・」
マルセル  「覚えていない、っていうのは・・・ 心理学上重要なんだ」
対立の原因として 
義父が 自分の父親になった様な態度だったことが 嫌だったよう
娘     「そんな事をしてはいけないとか・・・ 自分は君の父親として・・・とか言った
       彼は私の父親じゃあないのに・・・」
マルセル  「そうだね 君の父親は別の場所に住んでいるよね
       よくあるのは 子供が12~13歳頃になると 
       家を出てもう一方の親(通常は父親)の方へ行きたがるんだけど・・・
       君はそう思わなかった?」
彼女の姉はそうしましたが 末娘は母親の事を思い留まりました
母親は その事を知りません

クリストフの先妻は 子供達を育てる力が無いと裁判所に判断され 
子供達は 関係施設へ預けられていました
シルヴィとの再婚によって クリストフが3人の子供達を引き取れる事になったのです
当時3歳だった彼の娘は とても内気だったので 
シルヴィは 無理をせず
まず父親に世話を任せ 彼女は一歩引きました
それが今は 父親よりも シルヴィの方へ来る程頼られています
実娘からすれば 
「本当は義父が もっと実子達の面倒を見るべきなのに・・・」と 不満な様子

シルヴィは 自分の子達と 再婚相手の子供達と 
違う接し方をしています
「私は あなたたちの母親になろうとしている訳ではないのよ」
彼らの養育には 努力しているが 
決して母親の地位を取ろうとしているのではないことを 表明します
そして一方で 自分の時間を取り 
義子供がいないところで 自分の実子達との親子関係を保っているそう

マルセル  「ああ あなたはそれが出来てますか・・・」
と肯定する さらに付け加えて

マルセル  「実親のことは・・子育て能力が無くても・・ 
       子供達の親として 尊重してあげるべき
       悪く言ったりして否定すると 関係は悪化してしまう
       子供は実親・義親 それぞれを良く観察していて 
       それぞれへの接し方を 知るようになります
       こういうことは 複合家庭のメリットでもあるんです」


人気ブログランキングへ
クリックお願します。


b0181081_425184.jpg

[PR]
by happiness-girl | 2009-05-30 00:48 | 子供の心・親の心
フランスでは 精神医学分野が広がり 浸透していると思います
子供が保育園に通うようになれば 各エリアに担当スタッフがいます

最近 テレビ番組で
児童精神科医が テーマに沿った問題や相談に答えています
なかなか感じの良い医者で 聞きやすい
時々強くなったりする 南仏訛り
時には ワザとでは・・・と思ったりも
もちろん普段も 少し訛りがあるのですが
事が難しくなったり 相手にとって辛そうなポイントになると
一段とハッキリする南仏訛りに
何だか 安らぎを感じたりするのは 私だけで
毎週日曜17h10から france3(フランス・トロワ)にて放送
極力正確に翻訳して 書き残したいと思います

LE MIEUX C'EST D'EN PARLER (話してみるといいよ)ー
Marcel Rufo マルセル・ルュフォー (Pédopsychiatre 児童精神科医)

5月24日
フランスでは 毎年40000人もの青少年(15歳~24歳)が 自殺を試みる
うち700人は 目的を達します
統計局によると 青少年の30%はうつ気味ということ
何故?

自殺未遂繰り返した子が2人 ゲストとして招かれてます

女の子 14歳 
ここ4年来 リストカットを繰り返しています
何が原因で・・・?
女の子「特に強い原因は 無かったけど 
    父親や親しい人が傍にいなくて ひとりで寂しかった
    苦しかったけれど その辛さを見止めてもらえなかったし
    自分は見捨てられたような気がして 孤独だった
    母親とは 話せなかった
    心配掛けたくなかったし・・・ 
    母親も それどころではない状態だったと思います」
5年前に両親は離婚 父親とは殆ど会っていません
自分を良く見ていてくれなかった母親を 責めながらも 
母親に心配を掛けたくない 母親を苦しめていることへの自己嫌悪が強い様子

マルセル「精神的な苦痛が押し寄せ どうにも出来なくなる
     でも体を痛めると その身体の痛みは強いけれど
     それは自分がしている事で 自分で制御している
     自分をコントロール出来ている感じになれる・・・のかな?」
女の子 「そう カットすると気が楽になった・・・」

どうやって乗り越えたのか・・・?
専門家(Psy=精神科医)との面談で 母親には話せない事を話す
父親とも 15日毎に会っています
また 青少年のグループテラピーに参加
同じ年代の子達の話を聞いて 自分の場合と重ねあわせてみたり・・・
あまり積極的でない様子の彼女に マルセルは
マルセル「良くなること 改善する事は大変
     悪くなる事の方が より簡単なのです
     だから よくなる努力を避け 引下がり
     甘んじて悪い状態に浸っている事を 選んだりする
     グループテラピーで話す事は とても良いことだから 
     是非参加すると 良いね」
女の子 「父親とは会うけど 話は出来ないわ」
マルセル 「話はしなくても かまわないよ 
      肝心なのは会うことだからね」

男の子 14歳
11歳半の頃からの度重なる自殺未遂 
通院の努力
1年前より 専門施設へ入院する
そこでは同じ問題を持つ青少年達が 専門家の管理の下に共同生活する
グループ療法で それぞれが思いを話したり 音楽や運動などの療法も受ける
共同生活なのだから お互い関わらずには暮らせない
そのうち お互いを必要としあえる友人が出来る
彼も 両親が離婚(6歳頃)している
その後直ぐではないが 8歳頃から攻撃的になり 母親は対処出来なくなる
父親不在 そして働く母親は帰宅も遅く 孤独を感じた様子
男の子「特に父親の方が 再婚してから 
    継母に侮辱された事をきっかけに 会わなくなりました
    その事が起因となったと思います」
そこでマルセルは彼に質問します
マルセル「自分が弱い ということを認めるより 
     侮辱された と言う方を選んだのでは・・・?」
男の子 「そう・・・かも」 認める

彼は 自信喪失していたようで 孤独に引き篭り うつ状態になります
自分の生きる価値や 意味を見失う
死ぬ事で 自分の存在を見出そうとします
専門施設入院治療が功を奏してか もう直ぐ退院できるまで良くなったようです
父親とも一緒に外出したりするようになり うまくいっているとの事
男の子 「父親の家へ行くよりも 外で食事をしたりする方が好き
     義弟とも 一緒に楽しんでいます」
マルセル「退院した後も 専門施設での治療には続けて通う方が良いですよ」

ここで精神科の薬について
「青少年の抗うつ剤服用は危険を伴うので
 専門家の管理の下に 出来れば入院して服用するのが好ましい
 薬局で大人の薬をもらったりしてはいけない
 そして いつか服用を止める事を知るべきです」

これは私の考え
子供も10歳にもなれば 自分の事が出来るようになるし
一人でお留守番や 外出も出来るようになるでしょう
親はそれを 子供が自立したと考え
忙しい事も手伝って「やっと自分の事が出来る・・・」と 他を向いてしまいがち
何か問題があったら 言ってくるでしょう・・・と
ところが その11~12歳頃=思春期こそ
精神的自立の為に大切な時期で 親の支えが必要なのではないでしょうか
身辺自立精神の自立は 違うのです

マルセルは注意を促します
思春期・青年期(アドレソンス)には ちょっとした陰鬱・侘しげな様子に気を付けること
兆候として
ー成績が落ちるなどの変化
ー睡眠障害
ー攻撃的になるなど 行動の変化
ー聞いても答えない 話合おうとしない
ー独りでいる 独りになりたがる・・・など引き篭る

この時期 青少年は全てに疑問を持ちます
時には自己不信に陥り そんな自分にとても耐えられなくなったり
いくつかの症状が見られたら 慎重に受け止める事です

青春期にありがちな変化 と簡単に考えず 
身近でよく見て 気遣ってあげるべき
この時期は 遠い将来の話をするよりも
まず子供の現在を優先してコミュニケーションをとる事が大切です

今日は どうだった?


「 La vie en rose . ( ラ・ヴィー・オン・ローズ  薔薇色の人生 )」
b0181081_3182237.jpg



人気ブログランキングへ
クリックお願いします。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-27 09:28 | 子供の心・親の心
毎週日曜の昼下がり 私達はMeudonの森まで散歩に行きます
b0181081_1721888.jpg


少し起伏のある森を アップ・ダウンしながら森の中央までたどり着くと
池がいくつかあります
b0181081_17501011.jpg

昨日は急に30度を超える暑さになったせいか 水際の木陰で涼む人達が何人も・・・
寝そべったり 釣りをしたり 
フランス人は こうして動かずに日曜の午後を過ごすのです

ウワッ、見つけた!
素晴らしく手入れされた マニフィックなワンちゃん
私にとって 犬とは名犬ラッシーから始まる・・・のです
名前は Ronnie   ラフ・コリー
散歩させていたのは 抱き合ってキスばかりしている若いカップル・・・というか子供達
b0181081_17302737.jpg


帰りがけにすれ違ったのは この子
大きな目が カワイイ~
Balzanne(という事は 女の子ね)カヴァリエ・キング・チャールズ
宮廷犬ですね
金髪のマダムと一緒
「写真を撮りた~い」とお願いしたら と~っても嬉しそうでした
b0181081_1736277.jpg



人気ブログランキングへ
クリックお願いします。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-25 17:46 | ワン・キャン・コンテスト
b0181081_17285495.jpg

62回 カンヌ映画祭 パルム・ドールは・・・
「Le Ruban Blanc 」(白いリボン) 監督 ミカエル・ハネケ(Michael ・Hanekeでした 

驚いたのは 女優賞に シャルロット・ゲンズブール
賛否両論 ショッキングな話題を呼んだ作品だったけど
この作品の価値が認められたという事になるのでしょうか
まずは 「難しい役をこなした」という評価では
「ポルノ」とまで声がでた内容だったらしいから・・・
これで彼女としても ひと安心でしょう

今回の女優達のモードをまとめてみると
ー アシメトリー
ー ドレープ 特に斜めに取ったもの(アシメトリーには必ずある)
ー ギリシャの女神を思わせるような 
  薄布を体に巻きつける感じで右肩に掛け 左肩を出すタイプ
ー 白黒は定番でしょうが加えて燃える赤
ー コルセットタイプのビスチィエ
何人もが着ていたアルマーニのローブの中で 一番良いと思ったのが
トップモデルのノエミ・ルノワール(Noemie Lenoir)が着ていた
シンプルなビスチィエに パニエで膨らませたスカート
型はクラッシックなのですが 生地が素晴らしく美しい
ミディ丈で ヘムラインをイレギュラーにカット 重みを出しています
スカートの広がる分量が完璧  シック!
ノエミは頭が小さくて 体とのバランスがとっても良いのです

さあお祭りも終わり これでカンヌも普段の生活に戻れます
ビーチも市民に返還される訳です
昨日は急に真夏日になりましたから 皆さん水に入りたいことでしょう

普段のオーディトリュムは こんな感じ
息子 ちょっと太ったかな・・・
b0181081_16584166.jpg


人気ブログランキングへ
クリックお願いします。




  
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-25 17:05 | カンヌ映画祭
b0181081_1936205.jpg


HOTEL「EDEN ROC」エデン・ロック
カンヌとニースの中間に位置する岬 Cap d'Antibes カップ・ダンチィーブ
大金持ちや有名人達の家・滞在ホテルで まさに占領された特別な地域

岬の中央を横断する道路は通行自由だけど 海岸まではたどり着けない
何処もお屋敷の私有地になっていて 進入禁止です
Antibesアンチィーブ の街の海岸から 海岸線沿いに廻って行こうとしても
進入禁止の柵に遮られ それ以上は入れません
海岸まで 私有地化されているのです
アンチィーブの街の人々のは それに抗議します
海岸は みんなの物」だって

私もそう思うけれど・・・
ともかくHotel EDEN ROC は その岬の先端
地中海沿岸を持つ 広大な敷地の中にあります
創業は1870年 ヘミングウェイも常宿にしていたそうです
作品の構想を練ったり書いたりする為に 静かな場所を求めて・・・

何でも・・・戦前 ある富豪が 現在の持ち主(多分)の父親に小切手を渡し
「これで このホテルを買いなさい お金は 出来た時に返せば良いから
 只 私の為に 階をひとつキープして欲しい そして庭に花を育てて下さい」・・・と
こんな感じで このホテルを始めたそう

敷地は 私有地として守られ
ジャーナリストやカメラマン達は 入れません
人から隠れて ゆっくりしたいスター達には嬉しく
古くはデートリッヒから メリル・ストリーブ ロバート・デ・ニーロ 
マドンナ シャロン・ストーン そして今回はブラッド・ピッドアンジェリーナ・ジョりー等々
数々のスターが ここを訪れます

従業員の話によると 
スター達は最初 サングラス姿で人目を避けるような大袈裟な仕草で現れます
そして二日・三日と過ぎるうちに 誰も来ない・・・
写真をとる人どころか スターと知りサインを求める人もいない
そのうち「はて 自分はまだ有名なのかしら・・・」と不安になり始める
それ程 プライベートが守られた敷地だそう

門を入ると ホテルの建物など見えないほど広い敷地
南国風の庭を車で進みます
古くから働く 車係のムッシューの話
ある夜ヘリコプターが上空に現れ 
パパラッツィと思いきや アラン・ドロンが舞い降りたそう
彼は車のドアを開ける代わりに ヘリのドアを開けたそうです
ああ ドロン様ったら・・・

ホテルのプールは地中海に臨み 溢れたプールの水は海に注がれます
真横から見ると まるで大海で泳いでいるように見えるのです

ところでパパラッツィ やはり出現します
海から・・・
海岸の岩場に・・・ ボートに乗って・・・と 昼夜の監視体制
ホテル側も これには対処出来ないらしい
まあ「こうやって撮られることも スター達には必要である」としているそう

敷地である 海岸沿いの森の中には 
小さな小屋が いくつかあります
この小屋も 宿泊客の為
富豪達は大金を払い ボーイ・スカウトのような暮らしをすることを好むらしい

一泊の料金は1300ユーロ位(17万円)から
地中海を独り占めするスイートの料金は 想像もつきません
滞在中の女優曰く
「好きなものを(時間や空間)得る為には 金額は関係ないのよ」
私も泊まってみた~い・・・です

ちなみに私達は この岬のAntibes側でヴァカンスした事があります
車ではなかったので 岬を横断する道を歩いて
岬の反対側の街 Juan-Les-Pinsの浜辺まで行きました
途中 綺麗な庭の花や 
お屋敷を眺めながら散歩する観光客に 結構出会いました

Juan-Les-Pinsジャン-レパン のビーチにしても
浜辺沿いには 高級ホテルが建ち並び 
小さなビーチの半分以上は ホテルのプライベート・ビーチになっています
その隣に 狭い市のビーチがあって 
私達は 午前中から砂浜に陣取りましたが
午後には ビッシリの人達

でもに入れば ここには境界線は引けないでしょう・・・?
ス~イ ス~イと横に泳いで
空き空きのホテルビーチ前の海に 移動します
これって有りですよね?


人気ブログランキングへ
クリックお願いします。

b0181081_2313781.jpg

[PR]
by happiness-girl | 2009-05-23 20:53 | カンヌ映画祭
21日 木曜日
フランスは祭日ですが、カンヌのフェスティヴァルは続く。

人気スターも出揃ったところで、アメリカの慈善団体「amfAR」による晩餐会が催され、エイズ研究基金集めの競売が行われた。この「amfAR」はエリザベス・テーラーにより設立され、スターによる競売は毎年一度行われる。
16回目の今回は、ビル・クリントンとシャロン・ストーン指揮による開催。
今回の会場はCap d'Antibesの、有名ホテルEDEN ROC。
シャロン・ストーンはここの主人と、かなりの友人らしい。
このホテルは、古くから多くのスター・有名人達が常宿にしている、最高級ホテル。
今朝まで、Brad Pitt とAnjelina Jolieも宿泊していたし。

晩餐の席料は3500ユーロ。約45万円。
出席したフランス人俳優曰く、
「金持ち達は、こうして出費する事で、後ろめたさを少し楽にするのさ」

ちなみにクリントンのサクソホーンは、130000ユーロ(約1千700万円)で売れたそう。

パリス・ヒルトンが、今晩もいる。「amfARはとても大変な仕事をしていて、すごいわワー。一番夢中になるパーティーよ。今日も来られてとても嬉しいの。・・・フィアンセと一緒だしー・・・。」
・・と、隣に従順に寄り添うドアボーイタイプの青年に、からみつく。
どう見ても、フィアンセの方に夢中のよう。
彼の方はというと、カメラ目線からいって、俳優志願なのかなあ・・・って感じ。

競売の売り上げは、経済危機の影響か、いつもの半分だったとのこと。
主席した綺麗どころの、ファッション・ショーの方が、豪華だったかも。


人気ブログランキングへ
クリックお願いします。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-23 03:11 | カンヌ映画祭
20日  水曜日

今日の海岸通りは、とっても陽気。
今回のフェスティヴァル一番の、盛り上がりを見せていた。
階段を上るグループは、Quentin Tarantino監督率いる,
「Inglourious Basterds 」のメンバー。
親分のTarantinoは、タピ・ルージュを進みながら、ダンスまで始める。
陽気な部隊。
そして・・・Brad Pittがいるのだ。
昨日は、愛妻Angelina jolieもカンヌへ駆けつけ、EDEN ROC にご宿泊。
昨夜の真っ黒のビスチィエドレスは、とってもエレガントだった。
Bradの方も、艶のある(最高級の素材と思われる)黒のタキシード姿。
世紀の美男美女のカップルですから、その美しい様といったら・・・。

そして今夜のタピ・ルージュでの装いは・・・。
何と、殆どヌードに見える。
正確には、ヌードの上に、肌色のシースルー・モスリンの生地を、巻きつけているだけの様な・・・。
背中は腰の位置まで、すっかり開いているし、右足は付け根までスパッとスリットが。
だから、体の何箇所にもあるタトゥーが、全部見える。
腰と肩付近に有るのは、結構大きい。
ブラも付けていない様に見えるけど、前の方にはちゃんと、肌色のブラが。
肌色の下着(となるもの)がコンビで付いている、その上でスケスケしているのだ。
カメラマン達は、嬉しそうにシャッターをきる。
このローブも、アトリエ・ヴェルサーチェの2009・2010秋冬コレクションを先取り。
Angelina は、Bradにぴったり寄り添って離れない。
今日は彼の舞台なので、少し控えめにしているとの事ですが。
夜の仲間内でのパーティーへも、この装いで。
間近で見るにはちょっと刺激が強そう。

ややっ、もう一人。
美しい両足を、大胆にも膝上40cmまで見せる超ミニ・ローブ。
シャロン・ストーン黒のタフタを、胴巻きのように巻きつけただけのボディは、お風呂上りのタオル姿を思わせるが(失礼)、ウエストに巻き付けた布を、後ろに孔雀のごとくトレーンにして広げ、重量感を出している。
このローブは、バルマンの最新コレクションに違いない。
それにしても、50歳を過ぎた彼女の、この完璧なボディは信じ難い。
顔だって変わっていない。
リフティング、したのかしら・・・。

このバルマンの2009・2010秋冬コレクションは、皆こんなスタイルだった。
「ロックな感じ」と好評のようだけど、このスタイルと殆ど同じコレクションを、すでに2007に出しているデザイナーがいる。
これを見ると、同じとしか思えない。
まあ、ミニにウエストからロングのスカートを重ね付け、後ろにトレーンを引くというスタイルは、今までにも無かった訳ではないけど。


人気ブログランキングへ
クリックお願いします。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-21 06:01 | カンヌ映画祭
19日  火曜日 

夜のテレビ・ニュースでは、カンヌのタピ・ルージュの隣を、プラカードを持って行進する男達。
EDFと労働組合団体の抗議デモ。
なんと夕方から、フェスティバル真っ最中のカンヌの街の電気を切ってしまったのだ。
ホテルのエレベーターも動かない。ブティックも真っ暗。(でも非常灯はある。)
何に抗議してかっていうと、
「給料上げろ!」との事です。

フランスって、これが何処でもまかり通るんです。
皆が最も困る時・所を選んで、決行。 鉄道然り。
電気は、従業員の物ではないのですが。

今夜のシャルロット・ゲンズブールのミニのローブは、バレンシアガ。
シルクの黒地にアイボリーで抽象模様。
ドレープ使いのローブは、今度の秋冬コレクションをお先に。
デザイナーがお友達なんですって。


人気ブログランキングへ
クリックお願します。
[PR]
by happiness-girl | 2009-05-20 07:23 | カンヌ映画祭

パリの自然とエレガンスを紹介


by happiness-girl