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パリのショコラ屋

もうすぐST-VALANTIN サン・ヴァランタン
パリで最も美味しい・・・と思う
ショコラ屋さんへ 行きたくなりました
パリに住み始めてから
ここ一番のお礼をする時に使うのが ここのショコラ

6区と7区の境界線
サン・ペール通りにあるドュボーヴ&ガレ
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このショコラ屋さんの歴史は 恐ろしく古く
1800年の創業
ルイ16世の薬剤師であったドュボーヴが
ココアの健康への効用を唱え 
甥のガレと共に ショコラ屋を開業

その評判は良く 
ルイ18世・シャルル10世・ルイ・フィリップ
ブルボンの王達から好まれ
王室御用達の ショコラ屋さんになります
またバルザックプルーストにも愛され
1900年のパリ万博では 3度目の金メダルを受賞

歴史的建造物に指定されている サン・ペール通りのお店は
ナポレオン1世の マルメゾン城を造った建築家
フォンテーヌ等によるもの
ショコラのことを 健康食品と書いてあります
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カカオは香りの良い樹脂で 口内に効きめ有り
また胃の消化を助けるらしく
「果物よりも 牛乳と水でホットココアを・・・」
と勧めた医者もいたそう

パリに来た頃
フランス人とカフェに入ると
彼女らがコーヒーではなく ショコラ・ショウ(ホットチョコレート)を注文する事が
ちょっと不思議でした

ウィンドウを覗くと・・・
グリルしたマダガスカルのフェーヴ(カカオ豆)・ナチュール
奥には1900年製の Torrefierteur (焙じる機械)が飾ってあります
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店内でフェーヴを試食しましたが
こんなにショコラの味がするなんて・・・(あたりまえなのですが)

そしてマリー・アントワネット(ルイ16世の王妃ですから)が好きだったピストル
カカオ配合60%~85%
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アーモンド・ミルクや ヴァニラやオレンジの皮など
王妃が好んだ味のピストルがあります

お店のお勧めは「ショコラ・ドュ・サンテ(健康ショコラ)」
カカオ99%のもの
アルコール度の強いお酒と 一緒に食べると良いらしいです
ロシア人の様に・・・かしら?

私のお目当ては なんと言ってもトリュフ(Truffe)
マルセル・プルーストも ここのトリュフの大ファンだったそうです
な~んと大きなトリュフ・・・ 直径5cm程も
ウームmm・・・ミャムmmmミャムmmm・・・

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ところで 本来の目的サン・ヴァランタンですが・・・
幸福を呼ぶ てんとう虫さん付きの ハート型ショコラにしました
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ウィンドウの半分は ブレンドの紅茶がディスプレイされてます
お味見に選んだのは アールグレイ(Earl Grey Sup)
thes Keemun
Parseme de pointes blanches
bergamote de calabre      
・・・のブレンド

う~ん・・・いい香り・・・
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by happiness-girl | 2010-01-26 06:37 | フランスのスイーツ

カルチエ・ラタン 

私達の庭(だった)ともいえる カルチエ・ラタン
ソルボンヌ大学の前 ブールバール・サン・ミッシェルは
パリ6区と5区が出会う 若者で賑わう通り

時々文房具を探しに行くのが ジベール・ジョゼフ
可愛い文房具を見ていると 飽きなくて
なかなか出て来れなくなる 私
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いつもバッグに入れておける 薄いメモ帳を探していました
アジェンダでは 重過ぎるし
書き込む枠が狭く 決まりすぎていてダメ
ピット・イットでは ノリが付いて汚らしくなってしまうし
メモ書きが バラバラになってしまうのも嫌
一応 日付順に残しておきたいし・・・

見つけたのが 無地の薄~い雑記帳
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厚さ4ミリ位 掌サイズでちょうど良い
ナンバーを付けて 取り替えていこうと思います

無地の方は 綺麗なスカイブルー(色々有り)
実はこれ 去年から良いと思っていました
だって「Fabrique a Paris パリ製」と書いてあるのです
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そしてこれも・・・ なかなかの優れもの
カレンダー・・・ね  只・・・の
ちょっと違うのは 一月分が縦型
予定は 直接カレンダーに書き込みます
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路地を歩いていて 目に留まったポスター
Cinema La Racine の前で見つけて
「あ~っ 封切りされたんだ・・・」
Gainsbourg  ( vie heroique )
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テレビで紹介されていて なかなか面白そうと思っていました
ゲンズブールを演じる男優は 三枚目風なのですが
酷く真面目に物真似しているのです
ゲンズブールの特徴ある顔の細かな表情を
本当に良く捉えています
痙攣のような顔の引きつり・・・首の振り方まで
まさにゲンズブールに陶酔しているようです

またブリジット・バルドーを演じるレティシィア・カスタが最高
本物のバルドーが 昔撮ったフィルムかと
勘違いする程の雰囲気
またモデルである彼女の 
美しい肢体と魅力が十分発揮されています
そういえば 彼女達には共通点が・・・
バルドーがフランスの「マドンナ」に選ばれて切手のモデルである事は有名ですが
その後 レティシィア・カスタも「マドンナ」に選ばれています

この手の英雄ストーリーは
大抵は本物と比べてしまって幻滅してしまうのですが
このフィルムはちょっと違うような・・・
ゲンズブールの稀少なストーリーを物真似で演じながらも
ただ忠実にレジェンドを描くものではなく
ひとつのコメディー作品として
粋に また面白く仕上がっているように思います

実のところ しばらく映画館へ足を運んでなかった私ですが
このフィルムは観に行きたくなりました


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by happiness-girl | 2010-01-23 09:25 | パリ散策
温・冷浸抽出法 maceration 
これらの抽出の技術は 
香りを容易に吸収する 脂肪性物質の働きを 利用したものです
植物の熱に対する抵抗力の違いに応じて 温浸・冷浸が用いられます

温浸抽出法・・・ あらかじめ熱しておいた 油や脂肪など脂肪性物質の中に
        花やその他香りの物を 浸して置きます
        こうして出来た混合物から 香料ポマードを得る為
        布のフィルターで 濾過します

古代より知られるこの技術は 何世紀もの時間を経て
他の抽出法の進歩と交わりながら 完成されました

これらのポマードを 機械の中で打ちながら アルコール洗浄します
こうして脂肪物資と アルコールが分離した時 
アルコール性香料エッセンスが産出されます

冷浸抽出法 ・・・ ジャスミン・月下香・水仙など 
         よりデリケートな花達は熱せられる事に弱く 
         冷浸抽出法が発展しました
この方法は グラース地方では20世紀中頃まで普及していました

まず 枠付きのガラス製の板面に無臭の油脂を一層塗り 
その上をで覆います
油脂が香料を吸収し 香りがいっぱいに満ちるまで 
花を取り替えながら 花で埋める作業を繰り返します

こうして得られた香料ポマード=concrete コンクレット 
そのままの状態でも コスメティック製品の生産に使えますが
機械にかけて アルコール(エタノールなど)処理し 脂肪物質を除くと
アルコールの蒸発後
香水=absolueアプソリュを 得ることが出来るのです

                -  Techniques de Parfumerie -より          

懐かしい香り・・・ヘリオトロープ
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ジャスミン
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手に取って揉んだだけで良い香りの ラベンダー
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冬を彩る花ミモザ
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月下香(Tubereuse) メキシコ原産の白い花 
昔はグラース地方でも沢山栽培していましたが 現在はインドが主栽培国
エロチィックな強い香りで ディオールの香水「Poison」に使われています

妊婦にとっては不快な香りとされ 
ルイ14世の妾であったマダム・ドュ・ラ・ヴァリエール
いつも寝室に この花のブーケを飾り 
自分が妊娠していないことを 正妻=王妃に証明していたということです
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by happiness-girl | 2010-01-22 07:54 | フラゴナール
La distillation ディスチアション - 蒸留 -

蒸留技術は エッセンシャル・オイルを吸収する蒸気量に懸かっています
古代より知られる蒸留法は
8世紀より アラブ文明の中で完成されてきました
今日も 伝統的香水製造における主要な技術として残っています

まず蒸留されるべき花や植物は
穴のあいた盆の上に置かれ 
沸騰した水で満たされた蒸留タンクの 上に置かれます

植物の主要な香りを しみこませながら気化した蒸気は
冷却システムである セルパンタン(Serpentin 蛇状の機材)の中へ引き込まれ
液化します

こうして得られた 水とエッセンシャル・オイルの混合液は
今でもヴァーズ・ドュ・フロランタン(フロランスの壷)と呼ばれる容器に 収集されますが
その中で2つの液体は その濃度の違いにより自然に分離します

水面から採取されるエッセンシャル・オイルは 香水製造に使われ
残る香料水は(ローズ水とオレンジの花水の場合)別の用途に使われます

- Techniques de Parfumerie - より


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by happiness-girl | 2010-01-19 07:08 | フラゴナール
パリ1区 オペラ座界隈
ナポレオン3世時代に オペラ座を造ったのは建築家ガルニエですが 
ガルニエの生徒だった建築家が その隣に造ったルイ・ナポレオンスタイルの私邸
その中に Fragonard フラゴナール香水博物館があります

香水で最も有名な老舗Fragonard フラゴナールは 
南仏グラースと  その周辺に工房がありますが
パリのオペラ座地区にも その歴史と製品を紹介する
Fragonard 香水歴史博物館があるのです
香水にまつわる歴史的資料や ルイ王朝時代の香水瓶など
フラゴナールが収集した 美しいオブジェで飾られています

香水の歴史は 人類史と同じくらい古く 
パフュームとは ラテン語のパー・フュメー(煙)に起源しています
紀元前2000年 古代エジプトにおいて 
司祭が神に祈りを捧げる時 燻蒸法を焚いていました

14世紀末になると 
それまでの固形クリーム香料に替わり 液体の香水が多く使われるようになります
そしてルネサンス期には 
洗っていない体の匂いをカモフラージュする為
(あまりお風呂に入らなかったのですね・・・この時代)
香水は 必需品となります

16世紀 イタリア・フィレンツェのメヂィチ家から フランスへ嫁いできた 
カトリーヌ・ドュ・メヂィチが フランスに香水を伝えました
当初香水は 皮手袋の嫌な匂いを消す為に使われ
全てイタリアから輸入していました
ああ それで こちらの人は
香水をにドボドボッと取って 手にすり込む様にするのかしら

その後 ルイ14世
彼は「世界一 豊香な王」と呼ばれるほど 香水を好みました
益々 フランスでの香水の需要は増え
やがて フランスでも生産されるようになります
以後 皮手袋香水は 組み合わせて製造され
Gantiers-Parfumeurs ゴンティエ-パフュムゥー=手袋・香水製造業となり
香水の販売は この業者の独占となります

そういえば 先日皮手袋を買ったお店(Gantier)も 本店はヴェニスでした
東方からの玄関口 ヴェニス
ヴェニスの商人達によって 
東欧の香料が ヨーロッパに伝えられたようです

そして イタリアに近い南仏Grasse グラース地方は 
気候が 香水の製造に適しているうえ
近くのモンペリエに 薬剤師の学部があったことが 
この小さな街を 香水製造で有名にします

ルイ15世の宮廷画家に FRAGONARD フラゴナールという画家がいましたが
彼はグラース出身 街にはFRAGONARD フラゴナール美術館もあります
フラゴナールの父親は グラースでGantier-Parfumeur を営んでいたそう
1926年 グラースで創業した香水製造業社 
グラースの街に敬意を表し 社名にこの画家の名を冠したとのことです


マルコ・ポーロの世界一周旅行の後 再び香料が流行り始めたのは
彼等が 世界中からお花を持ち帰ったからでしょうか
やっぱり花は 人々を魅了しますよね
ルイ15世は 世界中から植物を集め植物園を造り 薬草の研究もしていたようですし

このように香水の原料になる花は 世界中から集められました

最も美しいバラは 
フランス(Rose centifolia)・トルコ(Rose de damas)や 
ブルガリア・モロッコから
最も多く使われる白い花ジャスミンは スペイン・エジプト・インドから
イタリアからは アイリス・オレンジレモンの花
オーストラリアのユーカリ 
日本からは 金木犀(Osmanthus)に生姜(Gingimbre)
メキシコ原産の月下香(Tubereuse )は 17世紀にグラースに伝わりました

冬の終わりにグラース近郊で咲く南仏特有の花ミモザは 花びらの無い花で
黄色の小さな丸いボールは おしべです
また北プロヴァンスの台地を覆う ラベンダーは 
今日 男性用香水により多く使われています

ガイド付きで博物館を見学した後 フラゴナールの商品を見ました
色々面白いネーミングのパルファンも 結構ありましたが 
ひとつの香水をつくるのに 最低でも20種類
多いものでは250種類のノートを混ぜ合わせるそうです
平均40~60種類混ぜ合わせていますが 代表的なノートだけが明記されています

まず私が選んだもの やはり皆に人気のある香りのようです
Rose de Mai ローズ・ドュ・メ=五月のバラ」
バラのアプソリュート・クチナシ・カシスの芽・スズラン・イランイラン
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これに使われる有名なバラ Rosa centifolia =Rose de mai は特別で
その香りがより強く放たれる 明け方に採取されるそうです

男性用オードトワレにも 面白いネーミングのものが・・・
日本人に人気の 爽やかなノートは
Beau Gosse (ボー・ゴス) 美少年 いい男!!」
ベルガモット・マリン・ナツメグ・カルダモン・ムスク

Suivez-Moi (スイーヴェ・モワ ) 僕について来て!」
ラベンダー・パイナップル・ベルガモット・オレンジ・スズラン・バニラ・アイリス 

Concerto (コンチェルト)」 
ミカン・ベルガモット・ジャスミン・バラ・茶・スパイス・白檀・アンバー

息子も オー・ドュ・トワレだ~い好き
毎朝 シュッ・シュッしてます

可愛くて目についたのが・・・コレ 練り香水(固形クリーム香料)
パリの地図と 名所の絵が描かれています
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丸いプラスチィックの入れ物に入って ポケットサイズ
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私が選んだのは サクレクール寺院のイラスト
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Ile d'amour (イル・ダムール)(愛の島)」
金木犀・バラ・ジャスミン・ライラック・スズラン・ムスク・アンバー
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そして ハートのイラスト・・・
Eau du bonheur(オー・ドュ・ボヌール)(幸福の水)」
ベルガモット・ビガラード・オレンジの花・白檀・ヒマラヤ杉
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いい香りで 幸せな気分になれそうで~す


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by happiness-girl | 2010-01-12 07:24 | フラゴナール
ノエルには ノートルダム大聖堂でしたが
新年に訪れたいと思ったのは サント・シャペル

裁判所と一体になっている為
入場者は 飛行機へ乗るような厳しいボディ・チェックを受けます
長~いが 出来てました
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10~14世紀のフランス 
シテ島の中心に位置する 
このサント・シャペルコンシェルジュリーが 
王の宮殿であり 政治の中心でした
今では 現存する最古のフランス王宮の建築物になってます

1242年~1248年 ルイ9世の命により
「キリスト受難の聖遺物(聖人の骸骨 あるいは持ち物)」を保存する為 
サント・シャペルが建築されます

「聖遺物」は コンスタンティノープルの皇帝たちにより 所持されていましたが 
ルイ9世がこれらを買い取ることにより フランスとパリの威光が高められ 
中世ヨーロッパにとってパリは 新聖地 
キリスト教の第二の首都となります
 
シャペルの礼拝堂は 上下二層になっていて 
「聖遺物」は 上層の礼拝堂に展示されていました
ここへは 王と側近の者 
そしてミサを執り行う司教のみが 宮殿から続く通路で出入りしました 
下層の礼拝堂は 宮殿関係者達の信仰の場でした


下層礼拝堂
中央 礼拝堂の守護聖人である 聖母マリア像が迎えてくれます
コンスタンティノープルの守護聖人も 聖母マリアでした
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両側にある非常に狭い螺旋階段を上って 上層礼拝堂

まず目に飛び込むのは なんとも素晴らしいステンドグラスの窓
窓というより 壁全体がステンドグラスになっています
被写体としては大きすぎました

シャペル全体が 色彩に満ちた別世界の様です

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彫刻とステンドグラスにより キリストの受難が称えられ
15の窓には 1113の場面によって 
創世記から キリストの復活までの人類の歴史が描かれています

14のガラス窓には 聖書のエピソードが描かれ 
左から右方向へ また下方から上方へ読み進みます

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例えばこれは キリストの戴冠の絵

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大聖遺物箱には キリスト受難に関する22の「聖遺物」が保存され
その中には 本物の十字架の破片や茨の冠などがあったそうです
しかしこの箱は 革命時に溶解されてしまい 
残された聖遺物は 現在ノートルダム大聖堂の宝物庫に保管されています

残念な事に 祭壇のある内陣の主軸ステンドグラス
「キリストの受難La Passion du Christ 」が描かれた窓は 
現在 修復工事中 
どうりで入場無料だった訳です
写真では こんな感じです

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「キリストの受難 La Passion du Christ 」の正面に 象徴的に配されているのは・・・
「バラ窓 La rose occidentale
ヨハネの預言書である黙示録を表しています

バラ窓の中央には 終末期に生存者と死者の審判の為にもどってきた 
後光に包まれたキリストが描かれています
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レイヨナン・ゴチック建築
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小さな絵ですので 訪れる際にはオペラグラスが必要かと・・・

そして興味深い資料を見つけましたので紹介します


  ・・・・ステンドグラスの製作法・・・・

 ステンドグラス制作の第一段階は「型紙」にデザイン つまり詳しい技法を記した原寸のデザインを描くことです
場面ごとに あらゆるディティールが書き込まれます
着色されたガラスは この型紙に記された指示に沿ってカットされます

 ガラスは塊で着色されます
ガラスは珪石 つまり珪砂といったガラス化する成文と カリ・ソーダ灰・植物灰といった溶解する成分を 1200℃の温度でとかして混ぜたものから出来ています
そこに金属酸化物を加えることで ガラスを着色します

青色にはコバルト
赤色緑色には銅
紫色にはマンガン
黄色にはアンチモン
青・赤・黄・緑・紫の 5色のみが使われます

 塊で着色されたガラスを 型紙の形にカットします
13世紀には ガラスは焼きごてでカットされていました
ダイヤモンドカッターが使われるようになったのは 後になってからです

 着色されてカットされたガラスは 次に絵付けされます
顔の造作や服のひだ 場面の背景などの細かい部分がグリザイユで描かれます
グリザイユとは ガラスの粉と酸化鉄を混ぜたものを水と酢でとかした薬液で 
着色したガラスに絵筆でのせます

 グリザイユを定着させる為に 絵付けしたガラスを600℃で焼きます
これが2度目の焼成になります

 このように着色し カットし 絵付けされたガラスは
場面ごとに 鉛桟で組み合わされます
こうして制作されるステンドグラス
重すぎて落ちることのないよう 大きすぎないように作られていますので
1つのステンドグラス窓は 100枚以上のガラスから出来ています

 最後に<ヴェルジェット>や<パルロチエール>を使って ステンドグラスを組み立て窓にはめ込みます

この<ヴェルジェット>や<パルロチエール>は 
ステンドグラスの下部だけに重さがかからないよう 
ステンドグラス全体を支え 窓にはめこまれた状態を保つ為のものです

パルロチエール>とは 
丸や四葉形や菱形のステンドグラス全体の縁を囲う 太い金属棒

ヴェルジェット>とは 
強度を補強する為に ステンドグラスの長さ全体にわたって水平に渡される小さな鉄棒


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by happiness-girl | 2010-01-04 06:36 | パリの美術館

2010年の年明けを シャンゼリゼで・・・

というか・・・食事した後
23時過ぎにエッフェル搭へ向かったのですが
メトロは満杯になっていて 乗れなかったのです

既にボトルを抱えて酔っ払っている青年達
郊外から来た大声を張り上げる青少年達(きっとクラス皆で移動しているのでしょう)
これも歌ったり怒鳴ったりと
恐ろしいメトロ内でした

これでは新年をメトロの中で押しつぶされて迎えそうでしたし
どんな騒ぎになるか不安でしたので
私達はメトロを出て歩く事に

そして0時を迎えたのが シャンゼリゼ大通り
歩行者天国になっていて
何処からともなく来た人達が(多くは観光客) うろうろ
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そこかしこに機動隊が   
ご苦労さまです

老若男女 シャンパーニュを片手に
零時を待っていました
秒読みが始まり 零時になると・・・
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連れとキスをしあって 「ボナネ~!」
凱旋門近くに 花火がひとつ上がり
みんなで 「オ~!」
花火のサービスなんて あったっけ・・・?
その後 機動隊に追われているのでしょう
逃げる一陣のグループが 走り過ぎました

モンテーニュ通りのノエルの灯りは 赤 
三角帽子の様で かわいい
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皆様
本年も宜しくお願いしま~す

Je vous souhaite une Bonne et Heureuse Annee !!



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by happiness-girl | 2010-01-01 22:11 | ニュース・徒然

パリの自然とエレガンスを紹介


by happiness-girl