フランスで ひとりで子供を育てる 

france 3(フランス・トロワ) の番組から
ーLE MIEUX C'EST D'EN PARLER (話してみると いいよ)ー
Marcel Rufo マルセル・ルフォー(Pédopsychiatre 児童精神科医)

フランスでは3,000,000の子供達が ひとり親に育てられています
1,800,000になるひとり親世帯のうち 85%の世帯主は女性

働く母親は しばしば 
子供に対して 全ての役を務めなければなりません
子供達の3人にひとりは 両親の離婚後父親に会ってないという
子供が自己を確立する為に必要な 男性モデルが存在せず 
見本となる親の権威が 限られます

* 母親は どうやって日常の困難を乗り越えるか
* 祖父母や兄弟は どう手助け出来るか
* 父親不在のまま自立していく子供を助ける時 どんな罠を避けなければいけないか

ゲスト・・・アレクサンドラ 35歳 ジュリアン 14歳 ジョナタン 12歳 
                   レスリー 10歳 マリオン 10歳
                   ダヴィッド 4歳
アレクサンドラは 3度の出会いにより生まれた
父親の違う5人の子供を ひとりで育てています
それぞれの出会いは 愛情のあるものだったけど 
3人とも 別れる結果になりました

最初の男の子2人の父親は アメリカ海軍の兵士で 
子供が小さい時に アメリカへ帰国
以後 連絡が途絶えます

彼女が ひとりきりになった時 偶然再会した友達
彼が この別離を生きるのを支えてくれました
でも彼女が 彼の子供を妊娠した時
彼が既に結婚していて 子供も2人いる事を知らされます
彼には 離婚してアレクサンドラと一緒になる気は無かったので
生まれた双子の女の子達は まだ1度も父親に会っていません

その後出会ったのが 5番目の子ダヴィッドの父親
でも暴力を振るわれ 別れます

まずマルセルは 双子の女の子に尋ねます
 「父親の不在をどう感じているか 少し説明してくれるかなあ・・・ 
  何か足りないとか・・・」
レスリーとマリオン
 「愛情が足りない パパが恋しい・・・どんな顔してるか見てみたい・・・
  出来たら連絡して欲しいわ 例えば 誕生日にプレゼントくれるとか・・・」
 
 「私はパパと一緒に宿題やりたいわ だってママは あんまり時間ないんですもの」
 「誰だってパパがいるのに・・・私達にはいない
  時々 世の中で一人ぼっちだと感じる・・・」

母親は 1度は彼女達を父親に合わせてあげなければと思っているようです
でないと 青春期になってその反動がどう出るか不安

マルセルは 今度は男の子達に質問します
 「ジュリアンは「軍の学校へ行く」という事だけど・・・
  それはいつか お父さんのいるアメリカ海軍へ入りたいから?」
ジュリアン
 「いいえ プロヴァンスの叔父さんの家に近づきたいのと 軍学校で勉強出来るから」
ジュリアンは 時には母親よりも叔父との方が親しいらしい

マルセルは ジョナタンにも同じ質問をする
 「僕は 情報エンジニア」
祖父が その関係の仕事をしているらしい
祖父は近所に住んでいて 日頃から父親代わりに家の男手となって面倒をみてくれるよう

マルセルは言う
 「ほら そんな具合に それぞれ身近に男性モデルを見つけ
  男としての自己を確立としている 
  子供達は 母親を親として1番に想っているけれど
  不在の父親の事についても その位置づけはされています
  その図式は とても安定していると思いますよ」

アレクサンドラは 男の子達とアメリカまで父親に会いに行けるように手配をしているところ 
まだ確実ではありません
マルセルが尋ねる
 「もし 会えないことになってしまったら?」
 「いろいろ一緒にやりたい事を考えているので とても残念に思うけれど
  それで世界が終わるわけではないし・・・」
 「僕はただ 一緒にサッカーやりたいだけさ
  会えれば良いけど だめならそれまでさっ・・・」
と 男の子達はしっかりしている
きっと お祖父さんと叔父さんの存在があったからと思います

最後にマルセルが まだ35歳のお母さんの
今後のパートナーについて尋ねると
 「お母さんの為には良い人がいたらいいと思うけど・・・」
 「僕はママに恋人が出来ない方がいい
  男は最初はやさしくするけど 直ぐ変わるのさ」
 「いい人ならいいわ 暴力を振るう人はダメ
  でもママはいつも悪い男をつかまえるから・・・」
アレクサンドラは日頃から 子供達に何でも話す事を心がけています
会話にタブーがないように・・・
それが分かります

今回は ゲストの人数が多かった事もありますが 
子供達がしっかりしていたせいか 
あまりマルセルの出番が 無かったようです

ポイントとして 前回の再構成家族のときにもあげたこと
・子供達と それぞれ別々に対話の時間を持つようにすること

最後に マルセルからの助言
多くの場合に 「母ひとり 子ひとり」のケースがありますが
その場合 特に注意しなければいけないのは
カップルのようにならない事 特に息子とは・・・

息子が「主導権を握る家の男」になってはいけません
・ 父親を主題とする問題を避けない
・ 母親は自身の恋愛に 積極的になるべき
・ いずれ子供が大きくなり 自分が独りになる事への心の準備をする



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by happiness-girl | 2009-06-03 05:25 | 子供の心・親の心

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