心の病に苦しむ子供達・その後 ーフランス編ー

France 3 (フランス トロワ) の番組から
LE MIEUX C'EST D'EN PARLER 話してみると いいよ
Marcel Rufo マルセル・ルフォー(Pédopsychiatre=児童精神科医)

学年末を迎えての(フランスは6月) 特集番組
去年10月に番組を始めて以来 30回を迎える今日
毎週迎えたゲストの数は もう200人以上
難しい心の病気を持ち まわりの家族も共に苦しんでいた人達は
その後 どうなったでしょうか。
以前番組を訪れた人達が 再度出演します

マルセル「この仕事で大切なのは 患者をずっと続けて見ていく事です
     精神科医になるのに最も必要な条件は 良い記憶力なんだ」

ゲスト・・・・・マノン12歳  母親 カチィ37歳
彼女の病名は 「émétophobie 」
聞きなれない病名だが 吐いてしまうことを恐れる病気
1年前 クラスの子が彼女の直ぐ近くで吐いてしまったことが きっかけ
それからというもの 彼女は自分も吐いてしまう事を恐れ
食事が良く取れないことだけではなく 外出も出来なくなります
学校も休みがちになり 友達の誕生会にも行けず
食事は同じものばかり食べ 肉などの脂っぽいものは食べられませんでした

そして 現在の彼女は・・・
すっかり良くなって 学校へも行けるようになり 
友達とも一緒に外出 食事も取れるようになりました
母親によれば 今度は食べ過ぎるようです
マルセル 「いったいどうしたんだい? 何があったんだい?」
マノン  「うーん 心理士と話をしたの
      それに馬 馬に乗るようになって変わったわ
      あの大きくて力の強い馬を・・・ 最初は怖かったけど・・・
      自分で操れるようになって
      あの馬を乗りこなす事が出来るんだから
      自分の事も思うように出来る・・・って思ったの 」
マルセル 「その心理士との対話は どの位の間したの?」
マノン  「一年半位 それから専門施設へ通ったわ
      同じような精神的病気を持つ子達がいる所よ」
マルセル 「自分の病気について どう思った?」
マノン   「特に理由を知ろう 解ろうとはしなかったわ…
      少しずつ良くなってきているのを感じたし・・・
      先を心配する必要はない・・・
      もし吐いてしまっても ただそれだけの事って感じになれた」
マルセル 「それはいい 新しい考え方だ 興味深いね
      通常 心理士は まず理由を追求する事に躍起になる
      理由を理解する事から 治療につなげていくのがやり方なんだ
      でも このPhobie (恐怖症)に関しては
      (いろいろな恐怖症が有り、学校に行くのを怖がったり 
      社会生活を難しくしているけど・・・)
      どうしてそうなるのか 理由を探そうとしない方が良いんだ
      ただ単に 自分はこの恐怖を追い払う そしたら良くなるからって信じる
      まず自分を信頼する 自信を持つ事が大切なんだ」

ゲスト・・・・ジェレミー16歳 母 アンジェリーク42歳 父 シルヴァン40歳
ジェレミーは テレビ・ゲーム狂
明けても暮れてもゲーム
ゲームに熱中して 外出もしない
両親は 攻撃的なゲームが彼の精神に影響しないか
また部屋にこもりっきりの生活が 彼のソシアル・スキルを欠如させないか
心配し 絶望していました

その後の 彼
友達と一緒に テニスをするようになる
画面ではなく 実際目の前に居る友達とです
PCも数時間のみで 友達の家へ招かれたりして出かけるようになり
バランスの取れた生活になったよう
両親 「きっかけは この番組に出演したことからです」
特に彼の友人達が しばしば彼を誘い出すことを心がけてくれているらしい
両親も庭の手入れなど一緒にしたり 彼を他の事に誘う努力をしました
マルセル「ゲームに夢中になるのは それが自分の心を満たしてくれるから
     ゲーム上で勝って 満足感を味わえるからなんだ」

現在は その心を満たしてくれる友達がいてくれ 彼女も探す気持ちになっているよう
番組を見て 彼と付き合いたいという女の子達もいたそうです
これも 番組に出演しようと動いた両親がいたからこそ・・・



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by happiness-girl | 2009-06-10 18:49 | 子供の心・親の心

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