春のブロカント・骨董市
フランスの春は 大掃除の季節でもあります
長い冬の間に溜まった埃を払い 空気を入れ替え
湿った壁を 塗り替えたりします
そして押入れを整理し 不要になったものを処分する
各地域で Brocante ブロカント や
Vide-Greniers ヴィッド・グルニエ (フリーマーケット)が催されます
子供達だけの ブロカントもあります
自分のおもちゃや 本・ゲーム等を売ったりしますが
小さい子でも こうして自分の物の管理や
お小遣いを得る為の プチ・商売を学んだりします
私は彼等から 絵本を買うのが大好きです
地域の住民が市役所に申し込み 事前に場所を確保
ブロカントに関しては パリはお勧め出来ません
骨董関係の雑誌に 春からのブロカント・骨董市の日程が載ります
パリ近郊の お屋敷街が良
(・・・といっても ホントにリッチなお屋敷街では ブロカントは催されませんが)
私のお勧めは パリ西~南
LOUVECIENNES (78) ST.CLOUD (92) CHAVILLE (92) BELLEVUE (92) など
皆 早朝から準備してます
掘り出し物を見つけたい場合は
朝6~7時頃から下見に廻る人も・・・

「欲しいなあ~」 と思ったのがコレ お裁縫箱
「これ いくらですか?」 と尋ねると
「20ユーロ・・・」 と答えるムッシュー
「えっ ホント~・・・」 安いわ~という感じで 中を開けたりしている私
「えっ 何言ってるのあなた! それは20ユーロじゃないわよ」 すかさず割り込むマダム
「さっきあの人は これの事を言ったのよ」 と上に置いたフォークやスプーンを示すマダム
お裁縫箱はそんな値段では渡せない・・・という感じ
ふ~ん ムッシューの20ユーロは正直だったのでは・・・? と思う私
ボン! 交渉している時間もないし・・・ また今度ね・・・ 立ち去る私

プロの骨董屋さんも参加します

ふる~い調理台

これも ふる~いストーブ 良く磨けばインテリアに良いかも・・・

簡単なものでも 念入りに手入れして
けっこうなお値段で売る人も・・・

ブロカントは これから6月までの週末 各地で催されますが
フランス人達は こうして家族全員の服や靴まで売り飛ばし
6月末 ・・・・ バーゲンで新しい物を買い
7月 ・・・ ヴァカンスへと旅立ちます
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