オペラ座のバレエ ー パレ・ガルニエ ー
これから年末へかけ ますます美しくエレガントになるパリ
撮らなければと思い 頑張ってみます
今月から オペラ座のスペクタクルが始まります
オペラ座というと オペラ・ガルニエとオペラ・バスチーユがありますが
こちらPALAIS GARNIERオペラ・ガルニエ

近すぎて 緑の丸い屋根が撮れませんでした
パレ・ガルニエは ナポレオン3世がオスマン男爵に命じて行なった
パリ大改造計画の一環として 建築されました
1669年にルイ14世によって創立されたオペラ座から始まり
13番目に当たる劇場です
コンクールによって選ばれた 若干35歳
無名の建築家 シャルル・ガルニエによる設計
オペラ・ガルニエは 15年後の1875年に完成を迎えますが
様々な箇所に ナポレオン・スタイルが見られます
まあるい窓には 金の竪琴が組み込まれていたり
大ロビーには 厚みのある金の彫刻が沢山

今秋最初のプログラムは まずグラン・クラシック
ロマンチック・バレエ ジゼルGISELLE」
9月24日から10月12日まで公演されます
ジゼルは 1841年に創作されたそうです
スペクタクルの為ではなくても オペラ座の中を見学することが出来ます
今日は ジゼルのリハーサルをしているので
劇場の内部は観れないという事でしたが 入場しました

これが正面中央の大階段

階段の両脇には 灯りのブーケを持ったミューズのブロンズ像

二階のバルコン

大階段を上がると 劇場への入り口があるロビー
あっ ドアがひとつ開いています ちょっと覗いてみます

えっ ラッキー! 劇場内部が観られます


これがあの有名なマーク・シャガールの天井画




このクリスタルのシャンデリアの重さは 8トン

ウワッ! 幕が上がり始めた・・・?

きっと昼食の間だけ 劇場を見せてくれていたのでしょう
また「ジゼル」のリハーサルが始まるようです


これはパレ・ガルニエのテッペンの 丸い天井の裏 高さ73.60m

アントラクト(幕間)タイムの為のロビー前

時間を見る為に 時計の付いた巨大な暖炉

豪華さに驚き・・・ グラン・ホワイエ(大ロビー)
ヴェルサイユの鏡の回廊顔負け
やはり正装でないと 似合いませんね



ロビーの外に出ると オペラ広場正面のバルコン
先ほどは 男性ダンサーがここでアラベスクの練習してました

オペラ通り 突き当たりに見えるのはルーヴル

下を見ると・・・(私くらいでしょうね・・・)
コンテナで 大量のひまわりが運び込まれています

3世紀にわたるオペラ劇場の歴史を保管した 美術・図書館もあります

ロメオとジュリエットのヴェローヌ広場の舞台装置 1867年

オテロの舞台装置のミニチュア模型 ミラノ 1887年

マドモワゼル サンドリーニ・ロイック 1847~1913年

見学を終えて外に出ると
さっき運んできたひまわりが 入り口に並べられていました
ジゼルの舞台に使うのでしょう
勘ですが・・・ これらのひまわり
マリー・アントワネットの領地にあったものではないかしら・・・

一方 ヴェルサイユ宮殿では
今晩 オペラ劇場の改築オープン記念祝いをしているようです
マリー・アントワネットに捧げる催し とことですが
あの鏡の回廊で(多分夕陽を眺めた後に)正装での晩餐があるらしく 招待者400人
席料は ひとり1000ユーロ(14万円程)
ネットでも申し込めたようですが・・・
羨ましい・・・
このヴェルサイユのオペラ劇場については また後で
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セーヴル焼 -国立陶磁器美術館ー
セーヌ川沿いに この美術館が在ります
国立陶磁器美術館

入り口両脇に大壷

セーヴル磁器工場の歴史は 250年以上になります
ルイ14世は 磁器工場を造る事を望んでいましたが
当時 磁器製造技術は 解明されていませんでした
1740年 ルイ15世により ヴァンセンヌのお城の中に磁器工場が造られます
デュボワ兄弟とゲランにより開発された 磁器の製造・装飾法は
ヴァンセンヌ磁器工場により独占され ルイ15世とポンパドール夫人に後援されました
1756年 磁器工場は現在のセーヴル市に移転されます
ルイ15世は 磁器製造法が確立するまで 秘密で出資していたようです
成功が一般に公開されてからは 王立磁器工場としてセーヴル磁器を庇護し
助成金を出したり 毎年廻りの人たちへの贈り物として使っていました
そして1770年 念願のPorcelaine dure の製法に成功しました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずコレ
花瓶(Vase a flamme) 柔磁器 1771年
この花瓶はポンパドール夫人が亡くなった後 ルイ15世の愛妾となった
バリー夫人の物だったのでは・・・と言われています
彼女は革命時にギロチンになっています
中央に ルイ15世の肖像が彫られています

Porcelaine tendre(ポルスレーヌ・タンドル) 柔磁器
柔磁器は(多分トルコより伝わったと言われています)西洋では16世紀に作り始められます
この可愛い絵のお皿は 18世紀トルコ(Kutahya)のもの


ヨーロッパで最初に作られた磁器生地(カオリン無し)として知られているのは
16世紀後半のイタリア メディチ家の柔磁器です
フランスではヴァンセンヌ工場 そしてセーヴル磁器工場にて作り始めます
ヴァンセンヌ時代 1750年


セーヴル時代取っ手と蓋付きのスープ皿 1763年

受け皿が立体的なティーカップ これなら歩きながらでもOK? 1767年




その後 ルーアン、サン・クルー、シャンティイー、ソーにも 磁器工場が造られます
Chantilly シャンティイーの柔磁器 青の単色画時代 1760~1780年

porcelaine dure ポルスレーヌ・デュール(硬磁器)は 中国で始まりました
硬磁器を作るのに必要な 高陵土カオリン(Kaolin)が大量に取れたからです
中世ヨーロッパに伝わり パリのヴァロワ磁器で試みられましたが
カオリンの硬い生地作りは出来たものの
その透明感としなやかさは得られなかったということです
1710年ドイツの「メイセン」が磁器作りの秘密を解明しました
フランスでは 1768年のカオリンの地層発見とともに
磁器作りの秘密の解明に着手したようです
porcelaine dure 1792年

1773年

ポルスレーヌ・デュール(硬磁器)の特徴は鋼によって傷が付かない事です
この時期のヨーロッパ 特にフランスではミニアチュールな絵を書く事が流行でした

それぞれの絵にテーマが有ります これはパルファン(香り)



置時計 まさに太陽王ルイ14世スタイルですよね 1786年

何と磁器と金箔ブロンズで出来たセクレテール 1827年

これらは王室用と思われます

両脇の魚はポンパドール夫人のものでしょうか?
彼女の旧姓はポワソン=魚・・・なのです

美術館には イタリアや中近東など
外国のいろいろな陶磁器が飾られていて日本の陶器もありました
伊賀焼 17世紀

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続・パークフローラル
先日は、カメラのバッテリー切れの為、一番綺麗なダリアを撮れませんでしたので、また行って来ました。(しつこいッテ?)
ダリアは今コンペティション中で、皆で投票するようになっています。
これが一等賞と思ったのですが?

ゴーギャンかゴッホか・・・。 絵をイメージさせる花。


この辺、日本の浴衣柄を思い出させます。




この整然としたフォルム。 快感・・・。









あっ! 太陽蝶のようなブルーが、綺麗。


パークは、花の絨毯





さあ、みんな! ひと泳ぎしますよー。

待って・・・。 私・・ちょっとここ、カユ・・・。

あら・・ここも・・・っと。

え・・・と、おしりも・・・。 失礼して・・・、一本足で、なんとか・・・。
アラベ~スク! ・・・ 白鳥の湖より。

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